「さて、今日も始まりました。ヒーラー姉さんが斬る!クラクラ人生相談のコーナーですけれども」
「はいはい」
「今日の質問は、こちら。
『ヒーラー姉さんに質問です。
私はクラン対戦はガチでやりたいのですが、ウチのクランの中にはしっかりやってくれない方が多いです。
TH9がタウン8に資源稼ぎ戦法で星2個、ドラゴン使えるのにジャイヒーで3つ取れないなど、妥協するメンバーばかりで嫌になります。私としてはサブリーダーもやらせてもらっていて蹴ろうと思えば蹴れるのですが、愛着のあるクランなのでギスギスした空気にはしたくないのです。
そのクランのリーダーと同じ考えを持っていたのでココなら頑張れる!と思い尽力してきたつもりでしたが、今ではリーダーはイン率も少なく、私が入った時のような勢いが無くなってしまいました…。
てきとうな攻めを する人達は蹴るべきですか??
ソレを容認して対戦に負けてしまっては頼りになる人さえも失ってしまう気がしますヽ(;▽;)ノ 』
とのことですが。どうでしょう」
「来たねこれ。この手の質問また来たね。
実は、うちのコーナーの寄せられるの、この手の質問が一番多いんよ。
どうしようもないクラメン。キックしたい。でも雰囲気が悪くなったらどうしよう。嫌われたらどうしよう。
ガチで戦いたいのに。切りたいけど切れない。悩む。みたいな」
「今、クイヒーの大流行で多忙を極める私から贈れる言葉はただ一つ『知るか』なんだけどね。
でも、それでこの回答を終わらせるとコメント欄にこれまで見たこともないような火柱が立ち上るからね。
きちんとやらせていただきます。やらせていただきますよ」
「あなたの今の状況を例えるなら、ダメな男と付き合っていて、切ったほうがいいのがわかってるのにズルズル結論を先延ばしにして、人生の一番いい時期を無駄に過ごしている女の子みたいなもんだと思うんだよね」
「ヒーラーさん。ヒーラーさんのこぶしが。握りしめたこぶしが、固い。そして震えている」
「30過ぎて定職に就かずアルバイト。それはそれで一つの生き方だと思うんよ。
手取りは同世代の2分の1。でもボチボチ楽しいって生き方もあるわけだしね。
足りない手取りは彼女からもらえばいいやみたいな?2万円貸してよ、みたいな?で翌日聞いたら、『お前からもらった2万円、パチンコですったわー』って。あ?」
「ヒーラーさん。こぶしで床を叩かないでください。床が傷つきます。あと血が出てますよ」
「同じように、クラン対戦で『資源稼ぎ目的の攻め』をしたっていいし、『ジャイヒーで星2どまり』でもいい。
そういうクランはあっていいし、それはそれで『正しい』と思うんだよね。
でもね、その人と付き合ってるあなたが『なんかそれってやだな』と思うんだったら、それはちょっと付き合い方を考え直すべきときにきてるんじゃないかな。」