それだけならまあ、頭の残念な子だなあで済むんですが。
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「こんにちは、村人です」
「ガハハ!バーバリアンだ!ガハハ!」
「…」
「あれ、何か、ないんですか?」
「だめだなあ!もう!」
「いま、明らかに何もない箱をいきなり開けたのは、村人殿のほうですぞ!?交通事故で言ったら10:0でそちらの有責ですぞ!?」
「さて、まあそんなアドリブのきかない二人ですけれども。このコーナーでは、今更説明するほどではない、クラクラの基礎テクニックを、バーバリアンさんが解説してくれるというコーナーです。第二回の今日はゲストにウィザードおじさんをお迎えしてお送りしたいと思います」
「よ、よろしくですぞー」
「さて、今日のテーマはなんでしょう」
「サイドカット…聞いたことありますけど、なんでしょうか、それ」
「知っておりますぞ。知っておりますぞ。植田まさしの漫画ですな」
「うん、髪型のことじゃないからサイドカットって。ユニットをプレイヤーの思った方向に向かわせるテクニックのことだから」
「なんだか難しそうですね。バーッと出して、バーっと倒しちゃだめなんですか」
「うむ、その疑問はもっとも。そんなお前らに資料として「ボケて」で有名なこの画像を見せよう」
「面白いですね。カーリングのコーチを化け物に、選手を飼い主に見立ててますね!」
「あ、うん。そう冷静に解説すると面白くなくなっちゃうけど。むしろボケてがサイドカットされちゃったけども」
「このモンスターめが、敵味方、見境なく食い殺そうとしているのですな!?」
「そうだ、要はクラクラのユニットってこのおばちゃんみたいなもんだと思ってくれて間違いないわけだ」
「はあ!?ヒーラーさんのどこが、このおばちゃんに似てるって言うんですか!?そりゃ近未来の姿はこうかもしれないけど!そのうちすぐにこうなるけど!今は、まだ!ここまでは!ひどいです、バーバリアンさん!」
「あ…うん、別にヒーラー姉さんに、限定してないけどね。みんなよ、みんな。俺も含めて。「ゼンブクウ」なわけよ。クラクラのユニットって」
「全部食うとは失敬な!私はプリキュアで言ったらキュアビート、キュアマリンオンリー!ももクロでいったら今は亡き早見あかり推し!一途に青にだけ尽くすこの気持ち。ブレはないですぞ!」
「あいや、二次元とかアイドルの志向じゃなくてね。攻撃対象のことね。もう、目の前に施設があったら、なんでも攻撃しちゃうじゃん。俺ら」
「そうそう、そうやって横ににそれるじゃん。俺ら。それで計画狂うじゃん。プレイヤーの」
「それを避けるためのサイドカットなわけよ。このボケてで言ったら『あらかじめ赤い人たちをどかしておいてから、おばちゃんを放つ』って感じだな。そうすれば青だけ食われるって算段よ。クラクラでいえば、こんなかんじだな」
「さて、今日も始まりました。ヒーラー姉さんが斬る!クラクラ人生相談のコーナーですけれども」
「うっふふふふ」
「わかる?わかっちゃう?ご機嫌なの、わかっちゃうん?」
「わかりますよ。気持ち悪いもの。どうしたんですか」
「なんと!このたびのアプデで!ヒーラーが!対空トラップに!引っかからなくなったんよ!わーぱちぱちぱち、やんや、やんや」
「へーすごい」
「テンション低っ」
「そうですか?」
「低すぎでしょ!驚かないの?これってすごいことだよ?ヒーラーの時代が、きたんだよ?」
「驚いてますよ。驚いてます。ゴキブリにコンバットが効かなくなった程度の衝撃がありますよ私にとって」
「・・・うん、あのさ、人間ってあんまり失礼なこと言われると怒るより前に、驚くんだね。びっくりした」
「そんなことより今日の質問は、こちら。さなぎさんからですね。
ヒーラー姉さん、質問デース
うちのクランによく旅人が来るんですが彼らは何故旅人とかやってるんでしょう?
一つのクランに定着した方が面白いと思うんだけどなー
「旅人ねー」
「ミスチルの曲を思い出しますね」
「♪誰のものでもないと、図に乗って、しくじって、そんで今日も〜また神頼み~♪だっけ」
「クラン対戦でそれやったら、かなりひんしゅくですね」
「誰かが攻める予定のところを攻めてしくじったらそりゃね…」
「クラクラで旅人っていうと、特定のホームクランを決めないでクランを渡り歩いてる人のことですかね」
「個人的には別に好きにすればいーじゃんって感じだけどね」
「旅人さんって、どういう心境でクランを旅してるんでしょうね」
「いろいろだと思うよー。思いつく限りだと・・・
1 自分にマッチしたホームクランが見つからない(不適合)
2 いろんなクランを見て経験を積みたい(好奇心・向学心)
3 いろんなクランを助けたい(親切心)
4 フリーでモテたい(承認欲求)
5 ちょうどいまホームクランが一時的に機能停止中(いつか戻るよ)
別にそれが本人にとって一番楽しいなら、私は正解だと思ってるけど」