「さて、今日も始まりました。ヒーラー姉さんが斬る!クラクラ人生相談のコーナーですけれども」
「はぁ…」
「どうしたんですか。なんか元気ないですね。」
「いまの彼氏が、ちょっとね」
「大変ですね。その人の無職期間はどれくらいなんですか?」
「なぜあんたは私の彼氏を無職だっていう前提で話を進めようとしてんのよ」
「違うんですか」
「違うよ。違う。働いてるよ。ちゃんと」
「んー。でもスロットとかパチンコで稼ぐのって、それって職業って言えるのかな」
「スロプロちゃうわ!リーマンよリーマン。しかも一部上場。いわゆる、エリート」
「なるほど。そのエリートの奥さんには、まだ、バレてないんですよね。お二人のことは」
「不倫ちゃうわ!独身だよ独身!しかも年下。それもイケメンなんよ。ホラこれ」
「えええええッ!?」
「驚き過ぎだよ、あんた」
「こんな…『ダメ男といえばヒーラー姉さん、ヒーラー姉さんといえばダメ男』と言うほど、男を見る目のなさで有名なヒーラーさんが…エリートイケメンリーマンと付き合ってる?」
「言ったねー。本人を目の前にしてよく言ったねー」
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「さて、今日も始まりました。ヒーラー姉さんが斬る!クラクラ人生相談のコーナーですけれども」
『クラメンを好きになってしまいました』」
「待ってた!こういうのを待ってた!こういう、ゴシップまみれの質問を受けるために私はこのコーナーをやってきたといっても過言ではない!!」
「そ、そーなんですか。」
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